パスツレラ症

パスツレラ症とはパスツレラ・マルトシーダという細菌による感染症で、30分〜2日で皮膚症状、呼吸器症状の出る病気です。犬の約75%、猫の約100%が口腔内常在菌として保有していますが、今までこの感染症の存在は、ほとんど知られていませんでした。

パスツレラ症は咬まれたり、引っ掻かれたりしたあと、傷ができたところが腫れ、化膿する症状が主でしたが、まれに、飛沫による感染も発生しています。また最近の調査では、呼吸器系の疾患、骨髄炎、外耳炎等の局所感染、敗血症、髄膜炎等の全身重症感染症、さらには死亡例も報告されています。

パスツレラ症は特に高齢者、糖尿病患者、免疫不全患者等の基礎疾患を持つ人が感染しやすく、重症化の例も多く視られます。

パスツレラ症はペットへ口移し等の過剰な接触を行わないこと、ペットを寝室に入れるなど、過剰なスキンシップを避けましょう。糖尿病、肝障害、免疫不全などの基礎疾患のある人は、ペットを興奮させるような遊び(ひっかかれる可能性があるため)は控えネコの爪は、こまめに切るなど動物からの受傷に気をつけましょう。


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