4.1.9. スパイウェア対策
スパイウェアとは、ユーザの知らないうちに勝手にインターネットに情報を送信するソフトウェアのことです。スパイウェアには、コンピュータにインストールしたアプリケーションソフトに、機能として組み込まれているものや、インターネットでダウンロードしたソフトウェアに付属しているものなどがあります。
スパイウェアには、アプリケーションソフトに登録されたユーザ名やシリアル番号といった情報を収集したり、ソフトウェアやインターネットなどの利用履歴を送信したり内容はスパイウェアによって大きく異なります。
これらのスパイウェアによる情報の漏洩を防ぐためには、スパイウェア自体を削除する方法と、スパイウェアによるデータの送信を停止する方法があります。
スパイウェアの削除は、専用のスパイウェアの駆除ツールで実行することができます。また、個人用の統合セキュリティ対策ソフトには、ウイルス対策機能、パーソナルファイアウォールに加えて、スパイウェアによる情報の送信をブロックする機能を持つものもあります。必要に応じて、これらのソフトウェアの導入を検討してください。
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