4.1.8. ソフトウェアの更新
Webブラウザやメーラーには、セキュリティホールと呼ばれるシステム上の弱点が発見されることがあります。セキュリティホールは、プログラムの不具合や設計ミスに起因して起こるものです。修正するためのプログラムは、メーカーから配布されます。
インターネットに接続された環境でコンピュータを利用する場合には、これらの修正プログラムを適用して、できる限りソフトウェアを最新の状態に保つように心がけてください。。
セキュリティホールを放置していると、たとえウイルス対策ソフトを入れて、最新版のウイルス検知用データに更新していたとしても、ウイルスに感染してしまったり、ウイルス付きの電子メールを知人に自動的に送ってしまったり、悪意のあるホームページを見ただけでコンピュータシステムが破壊されてしまったりすることがあります。
最近では、ソフトウェアのメーカーに登録をしておくと、プログラムが更新された場合に、電子メールで連絡が来ることがあります。そのため、普段使用しているソフトウェアについては、できるだけユーザ登録をしておいた方がよいでしょう。
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