4.1.7. メールの取り扱いについて
チェーンメールとは不特定多数の人々の間で、連鎖しながら広まっていく電子メールを言います。チェーンメールのほとんどが「新種ウイルスに発見!」や「テレビ番組の特別企画です」等を表示したいたずら目的のものです。
本来は募金や輸血の呼びかけ等善意の電子メールでしたがいつの間にか悪用されチェーンメールとして広まってしまう事があります。
電子メールは転送が楽でコストが安いため、手紙と比べて広まる速度が速いことも、問題を大きくしています。チェーンメールが広まると、ネットワークに不要な負荷をかけるだけでなく、デマの情報が広まってしまう危険性があるため、他の人に転送する際には、注意しましょう。
迷惑メールはスパムメールとも呼ばれ受信者が望んでいないにも関わらず、一方的に送信されてくる電子メールのことをいいます。いわゆる「出会い系サイト」や商品の宣伝などを内容とする電子メール等です。
これらの電子メールは、昼夜を問わずに届けられ、電子メールをダウンロードするために時間がかかるなど、受信者側に大きな負担をかけるため、最近では社会問題のひとつになっています。
迷惑メールの対策としては、ホームページのアンケートや電子掲示板などにメールアドレスをむやみに掲載しないことや、使用するメールアドレスは、わかりにくいものにするなどが考えられます。
なお、受信者の望んでいない広告メールを送信する際には、「今後送信を必要としない場合にはこちらのメールアドレスまでご連絡ください」といった内容を記載することが法律で義務付けられていますが、その意思を伝える際には、相手側に氏名・住所等の個人情報をむやみに開示しないように気を付けましょう。
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