4.1.4. ネットでショッピング事故防止対策
家に居ながら買い物ができるインターネットのショッピングサイトやネットオークションを安全に利用するためには、相手が信頼できるかどうかをきちんと見極めることが大切です。
・入金したけれど、商品が送られてこない。
・届けられた商品が説明にはブランド品と記載されていたが、偽物である。
・破損している商品が送られてくる。
・商品を送ったのに、入金されない。
このようなことを避けるために取り引き相手の氏名とメールアドレス以外の連絡先(住所、電話番号)を確認しておくことが大切です。
電話番号は、携帯電話ではなく、自宅の電話番号を教えてもらうようにします。
万一トラブルが発生した場合に備えて、交換した電子メール、銀行振り込みの控え、宅配便の伝票などの証拠を残しておきまっしょう。
正規に営業しているショッピングサイトでは、特定商取引法に基いて、販売業者名や運営責任者などの項目を記載しているところが多いため、その会社が安心できるかどうかの判断材料にすることができますが、倒産直前に商品をとても安い金額で宣伝して、多くの顧客から現金を集める等最初から意図的な場合もありますので慎重に取引を行うように注意してください。
ネットオークションの場合には、Webサイトの中に、トラブルの事例や注意すべきことなどが記載されていることが多いので、それらをよく参考にして利用するようにしてください。
更に注意しなければならないのが氏名、住所、電話番号、クレジットカード番号などのさまざまな個人情報の入力です。個人情報等を入力する場合には、入力用のフォームでSSLという暗号化を利用したデータ送信が可能になっていることを確認するようにしてください。
多くのショッピングサイトでは、「プライバシーについて」や「個人情報について」、「プライバシーポリシー」といったタイトルで、登録された個人情報をどのように取り扱うかということを記載しています。
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