3.2. 個人レベルにおける情報セキュリティ
電子メール、ショッピングサイト、オンライントレード等々インターネットの利用が、社会生活に必須の便利な道具として、急速に拡大しています。
個人でインターネットを利用する場合にも、情報セキュリティに対するしっかりとした知識と対策を意識して使用すべきです。
電子メールや買い物の内容、クレジットカード番号や住所、氏名、電話番号といった重要な情報がネットワーク上に流れていることの危険性や、ネットオークションやショッピングサイトなどを悪用して、詐欺行為を行う人や会社が一部に存在することの危険性を、利用者はしっかりと認識していなければいけません。
特にインターネット利用において問題となっているのが、個人情報の公開です。
プライバシーに係わる個人情報(個人の写真等や連絡先等)を公開することは、事前許可を得たとしても、ストーカー被害などを引き起こす原因となる可能性があるため慎んだ方がよいでしょう。
個人でWebブラウザやメーラーを使ってインターネットを楽しむだけであっても、ウイルス対策やセキュリティホールの対策は欠かすことができません。ウイルス対策には、専用のウイルス対策ソフトをコンピュータに導入することはインターネット利用者の当然の義務だと考えるべきです。
セキュリティホールは、プログラムの不具合や設計ミスに起因して起こるものですが修正プログラムがメーカーから配布されていますので、自分が使っているソフトウェアの製品名やメーカーの対応に気を配り定期的に修正プログラムを適用するよう心がけましょう。
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