2.11. セキュリティホール
セキュリティホールとは、コンピュータのOSやソフトウェアにおいて、プログラムの不具合や設計上のミスが原因のセキュリティ上の欠陥のことです。
インターネットに公開されているサーバは誰でもアクセスできるため、セキュリティホールが存在すると、勝手にコンピュータを操作されて、Webサーバで公開されている情報が改ざんされたり、機密データの漏洩につながります。
更に他のコンピュータへ不正アクセスするハッキングに利用されたり、ウイルスに感染する危険性があります。
セキュリティホールを塞ぐには、OSやソフトウェアのアップデートが必要です。Windowsの場合には、サービスパックやWindows Updateによって、それまでに発見されたセキュリティホールを塞ぐことができます。
ただし、一度セキュリティホールを塞いでも、また新たなセキュリティホールが発見される可能性があるため、常にOSやソフトウェアの更新情報を収集して、アップデートに心がけOSやソフトウェアを最新に保つことが必要です。
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